東院は養老年問に造立したが、現在の東院堂は鎌倉時代弘安八年(1285年)の建物で、当初は南を向いていました。江戸時代が享保十八年(1733年)に西向きに変えています。高い基壇の上に建つのは、水害・湿気を避けたのででしょう。身舎五問X二問の四面に庇を付け、桁行七問梁問四問の古式な平面です。

 繊細な天井を張り、阿弥陀堂に好まれた室内構成です。内陣後方の中央に須弥壇があり、本尊である聖観音像を安置しています。

 木鼻に大仏様の影響があるが、全体は整った和様で、鎌倉時代後期の和様仏堂の好例です。この東院堂は国宝に指定されています。

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