勧進のご案内 |
1.天蓋 |
一口:百万円 |
天蓋とは、佛さまの頭上にかざす笠状の荘厳具のことで、今回は、本尊用(幅四・四三m、奥行三・七四m)と両脇侍用(直径二・七〇m)が別々に桧材にて作られます。尚、天蓋の内側には、岩絵の具によって宝相華や飛天等、白鳳様式の華麗な模様が施されます。 |
2.高座・論義台 |
一口:三十万円 |
高座とは、導師が登り法要の作法を行う、堂内における祈りの中心の座のことをいいます。
論義台とは、慈恩会等の法要の時に僧侶が登り論義を行う座のことで、今回は正倉院に伝わる文書等により、六角形の屋根の付いた論義台(高さ四・五二m、直径二・八〇m)が復元されます。 |
3.梵鐘 |
一口:十万円 |
梵鐘とは、法要等で時を知らせる為の釣り鐘のことです。薬師寺に伝わる奈良時代の梵鐘(重要文化財・写真参照)の五分の三の大きさ(高さ一・一五m、幅〇・七五m)で鋳造されます。 |
4.大幡・几帳 |
一口:三万円 |
大幡とは、堂内の柱に掛けられる幟(のぼり)のような荘厳具のことで、今回は、正倉院御物と佛足石の文様が絹織物で六流作成されます(高さ四・四〇m、幅〇・五七m写真参照)。
几帳とは、お堂の入り口を荘厳するもので、麻布で作られます。 |
5.参道敷石 |
一口:一万円 |
金堂から大講堂への参道敷石で、その総数は三千枚あります。 |