
仙台薬師寺展『国宝 吉祥天女が舞い降りた!』について
平成23年3月11日に東日本を襲った未曾有の大規模地震災害によって、いたましくも多くの方が犠牲となり、甚大な被害が生じました。被災地では現在もなお復興へ向けた取り組みが続いています。
震災からの復興を祈念して開催する本展では、麻布に描かれた独立画像として現存最古の彩色画「国宝 吉祥天女像」(奈良時代)や、優しい微笑をたたえた「国宝 聖観世音菩薩立像」(飛鳥〜奈良時代)など、世の中が安らかであること願った古代仏教文化の粋を公開いたします。薬師寺に伝えられた貴重な文化財の数々をご覧いただくことで、みなさまの心の安らぎとなることを願っています。
本展は、巡回展ではなく仙台市博物館のみで特別に開催するものです。復興を願う心を東北・仙台の地から発信する文化事業として、地域のみなさまのご支援・ご協力のもと取り組んでまいります。
§開催概要§
◇名 称◇
東日本大震災復興祈念特別展
「国宝 吉祥天女が舞い降りた! −奈良 薬師寺 未来への祈り−」
◇会 期◇
平成27年4月24日(金) 〜 6月21日(日)【52日間】
◇会 場◇
仙台市博物館
住所:仙台市青葉区川内26番地(仙台城三の丸跡)
◇開館時間◇
午前9時〜午後4時45分
※入館は午後4時15分まで
◇休館日◇
毎週月曜日、5月7日(木)
※ただし4月27日(月)、5月4日(月・祝)は開館
◇主 催◇
「奈良 薬師寺 未来への祈り」実行委員会
(仙台市博物館、NHK仙台放送局、NHKプラネット東北)
法相宗大本山薬師寺、河北新報社
詳細はこちら
