奈良・西ノ京 ロータスロードのご案内



法相宗 大本山  薬師寺
律 宗 総本山  唐招提寺
法相宗 別格本山 喜光寺







 ハスは、インドにおいて仏教以前から、神々を装飾する花として用いられてきました。仏教でも「泥沼をくぐりて清き蓮の花」と詠じられるように、経典には譬喩としてハスが用いられています。
その多くはハスの持つ植物としての特性による所が大きいのです。


第一に、ハスは一般の浄土において花をつけず、ただ泥の中でしか成長しません。泥を衆生の苦しむ俗世になぞらえ、俗世において出現される仏・菩薩の姿にたとえられます。

第二に、ハスは泥の中より花開きますが、一切泥の濁りを花には現さず、美しい花を見せます。衆生の世界にありながら、染まることのない姿をまた仏・菩薩の姿として見るのです。またハスは水面より高いところに開花することから、世間に染まらぬ高貴な姿をイメージさせ、仏の姿に重ね合わせられます。

第三に、ハスは花開いた時、既に実を多く花托に蓄えています。一般的な植物は、花と実は同時に生じる事はありません。花を修行、実を悟りにたとえて、仏の悟りを表すのに用いられます。


 ハスの花は ?@香(芳香)・?A浄(清らかさ)・?B柔軟(しなやかさ)・?C可愛(美しさ)の四徳を具足すると言われ、仏教を代表する花といえるのです。これらの理由から、各宗寺院の諸尊像の持物として描かれ、また足元には蓮華座といわれる台座が具えられ、ハスと仏教の関連性を物語っています。
 また経典には仏に対して供養する際の最上の花として、示されており、今日寺院の法要において供養される「散華」もその一例です。
 仏教はインドより中国へ、中国から日本 奈良の地へとシルクロードを通じて伝来してきました。ハスも同様にシルクロードを伝来したものです。この東アジアの縮図を今、奈良の地において仏教の伝来に関連した人物とハスの伝来を重ね合わせて、巡拝することができます。

?@薬師寺 玄奘三蔵法師
?A唐招提寺 鑑真和上
?B喜光寺 行基菩薩

※各寺院を参拝の際、朱印をお受け頂き「西の京ロータス・ロード」とお申し出頂きました方には、各寺の「散華」(一枚)を進呈致します。(8月25日まで)


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